遠隔通訳、対応しております!
オンライン会議システムを使っての通訳です。国際的な移動が不自由な時期ではありますが、世界中でオンラインシステムを活用してビジネスを、と試行錯誤されています。
私の場合、幸い、数年前から遠隔システムを使ってのミーティングや勉強会を行っていたのでシステムや設備については用意ができていました。
商談などでの遠隔通訳で私が工夫していることをいくつかご紹介します。
【事前準備】
・イヤホンマイクの準備は必須です。可能であれば、事前に参加者にイヤホンマイクの設置をお願いします。参加者の声、通訳の声がクリアに聞こえるかどうかは、正確な通訳をするため、スムーズなコミュニケーションをはかるため、大切なポイントです。
・通信環境の確認。可能であればご参加者様、コーディネーターさんと接続確認ができると安心です。
・予備デバイスの準備。通常パソコンで接続していますが、うまく接続ができなかったときのためにスマートフォンやタブレット等でも接続ができるような準備をします。
・場所セレクト。自宅からでの接続でもビジネスの雰囲気になるように、背景は白、外の音が極力入らないよような部屋を選びセッティング。
【本番中】
・名前欄は日本語と中国語で「通訳」と表記しておきます。両言語で自己紹介をしてスタート。コーディネーターさんが同席しない場合は、司会者のような役割を果たすこともあります。
・カメラはオン。自分を含めご参加者皆さんカメラオンがベストです。話すタイミングをお互いにつかんだり、身振り手振りで合図をすることができます。
・チャットボックスを有効活用。例えば連絡先を記したり、ご参加者の名前を伝えたりする場合には、やはり文字で見ていただくのが有効です。
・参加者がオンライン会議システムに慣れていない場合のために、使い方について両言語でできるようにしておきます。
・話し方はいつも以上にくっきり、はっきり、ゆっくりを心がけました。いつも以上にご参加者にきちんと伝わっているかを確認しながら進めます。
オンラインでの会議は想像以上に集中力を使うと言われています。ご参加者に少しでもスムーズにコミュニケーションをとっていただくため、通訳者も工夫をし続けます。
日中バイリンガルMC・通訳
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